「AliceScriptのツアー」の版間の差分
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[[Category:基本]] | [[Category:基本]] | ||
{{Alert|この記事のより新しい版が[https://docs.wsoft.ws/products/alice/welcome/ WSOFTDocs]にあります。AliceScriptWikiでは、この記事はもう更新されません。||04}} | |||
==はじめに== | ==はじめに== | ||
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==AliceScriptのアーキテクチャ== | ==AliceScriptのアーキテクチャ== | ||
AliceScriptプログラムは、. | AliceScriptプログラムは、[[AliceModel]]で動作します。AliceScript.dllはWSOFTによる.NETCore上で動作する[[AliceModel]]の実装です。 | ||
その他の公式による[[AliceModel]]の実装として.NETFramework上で動作する[[AliceSister]]があります。 | |||
AliceScriptで記述されたプログラムは[[AliceModel]]の実装によって動的に解析され、実行されます。 | |||
[[AliceModel]]には、AliceScriptを実行できるインタプリタであるAlice.Interpreter以外にも、Alice.Runtimeが用意されています。このライブラリには、ファイルの入出力、XML 解析のための文字列操作、インターネットへの接続、役に立つさまざまな機能を備えた名前空間があります。 | |||
Alice.Interpreterはさまざまなライブラリやファイルをプログラムに統合し、使用可能にする役割を担っています。 | |||
==Hello,World== | ==Hello,World== | ||
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AliceScriptの型には数値を表す<code>number</code>型、Unicode文字列を表す<code>string</code>型、ブール値を表す<code>bool</code>型、バイト配列を表す<code>bytes</code>型、任意の型による変数を持つ配列を表す<code>array</code>型、空の変数であることを表す<code>none</code>型、列挙型<code>enum E{…}</code>、デリゲート型<code>delegate(…){…}</code>、ユーザー定義によるクラスを表す<code>object</code>型、変数の型を表す<code>type</code>型があります。 | AliceScriptの型には数値を表す<code>number</code>型、Unicode文字列を表す<code>string</code>型、ブール値を表す<code>bool</code>型、バイト配列を表す<code>bytes</code>型、任意の型による変数を持つ配列を表す<code>array</code>型、空の変数であることを表す<code>none</code>型、列挙型<code>enum E{…}</code>、デリゲート型<code>delegate(…){…}</code>、ユーザー定義によるクラスを表す<code>object</code>型、変数の型を表す<code>type</code>型があります。 | ||
型システムについて詳しく知るには[[型]]の記事を参照してください。 | 型システムについて詳しく知るには[[変数#型|変数の型]]の記事を参照してください。 | ||
==デプロイモデル== | ==デプロイモデル== | ||
AliceScriptアプリは、次の2つの異なる形式で公開できます。 | AliceScriptアプリは、次の2つの異なる形式で公開できます。 | ||
*[[AlicePackage]]。アプリケーションをアリスパッケージとして公開すると、プログラムのソースコード、ライブラリ、パッケージやリソースファイルを含むAlicePackage(*.ice) | *[[AlicePackage]]。アプリケーションをアリスパッケージとして公開すると、プログラムのソースコード、ライブラリ、パッケージやリソースファイルを含むAlicePackage(*.ice)ファイルが生成されます。生成されたAlicePackageファイルを配布することで、AliceScriptが導入されている環境に迅速に展開できます。 | ||
==AliceScriptにできることは?== | ==AliceScriptにできることは?== | ||
AliceScriptが使用される場所は主に3つあります。 | AliceScriptが使用される場所は主に3つあります。 | ||
*Windowsデスクトップアプリケーションの作成。これは最も初期の段階から存在し、AliceScriptの中心となる分野です。ここでAliceScriptを動作させるためには3つのものが必要です。AliceScriptインタプリンタ、.NETCoreまたは.NETFramework、そしてそれが動作するコンピュータです。これらは[[ | *Windowsデスクトップアプリケーションの作成。これは最も初期の段階から存在し、AliceScriptの中心となる分野です。ここでAliceScriptを動作させるためには3つのものが必要です。AliceScriptインタプリンタ、.NETCoreまたは.NETFramework、そしてそれが動作するコンピュータです。これらは[[初めてのAliceScript]]に詳しい説明があります。 | ||
* | *コマンドラインでのスクリプティング。AliceScriptは多くのオペレーティングシステムに搭載されている端末のように対話的に実行することができます(これはREPLといいます)。このタイプはタスクスケジューラを使用して一定間隔で スクリプトを実行したい場合や、ちょっとした文書処理を行うのに最適な方法です。 | ||
* | *既存のアプリケーションの組み込みスクリプティング。AliceScriptはC#から簡単に呼び出すことができるため、既存のアプリケーションに拡張性を持たせることができます。 | ||
お分かりの通り、このページではAliceScriptの機能やAliceScriptを使用することの利点を全て紹介することは出来ません。 | お分かりの通り、このページではAliceScriptの機能やAliceScriptを使用することの利点を全て紹介することは出来ません。 | ||
このサイトのおまかせ表示を使ってみてください。あなたの知らないAliceScriptに出会うことができるかもしれません。 | このサイトのおまかせ表示を使ってみてください。あなたの知らないAliceScriptに出会うことができるかもしれません。 |