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AliceScriptGMは、RC2に続くAliceScriptの次のテストリリースです。AliceScriptGMによって、AliceScriptに次の機能と機能強化が追加されています。
AliceScriptGMは、RC2に続くAliceScriptの次のテストリリースです。AliceScriptGMによって、AliceScriptに次の機能と機能強化が追加されています。
最新のAliceScriptADKは[[AliceScriptのダウンロード]]でダウンロードできます。
最新のAliceScriptADKは[[AliceScriptのダウンロード]]でダウンロードできます。
==型指定できる引数==
AliceScriptGMでは、型指定できる引数が導入されました。引数に型指定修飾子を指定することによって関数またはデリゲートが受け取る引数の型を限定することができます。次の例にある、<code>AddNumber</code>関数は引数として<code>number</code>型のオペランドのみ使用可能です。
function AddNumber(number numA,number numB)
  {
      return numA+numB;
  }
==一部の暗黙的な変換の廃止==
==一部の暗黙的な変換の廃止==
プログラムミスを減らし、適切に例外を発生させる目的で<code>bool</code>型と<code>number</code>型、<code>string</code>型から<code>number</code>型への暗黙的な変換は廃止されました。
AliceScriptGMでは、プログラムミスを減らし、適切に例外を発生させる目的で<code>bool</code>型と<code>number</code>型、<code>string</code>型から<code>number</code>型への暗黙的な変換は廃止されました。
==未定義の変数への代入の禁止==
==未定義の変数への代入の禁止==
AliceScriptGMからは、<code>var</code>キーワードを使用することでのみ、未定義の変数を定義できます。定義されていない変数にアクセスすることはできない上、同じスコープ内で複数回同じ名前の変数を<code>var</code>キーワードを使って宣言することはできません。このサイトにある一部の記事はまだ古いままで、変数の定義に<code>var</code>キーワードを使用していなかったり、型指定修飾子を使用している場合がありますが、これは最新のバージョンのAliceScriptでは正しく動作しません。
AliceScriptGMからは、<code>var</code>キーワードを使用することでのみ、未定義の変数を定義できます。定義されていない変数にアクセスすることはできない上、同じスコープ内で複数回同じ名前の変数を<code>var</code>キーワードを使って宣言することはできません。このサイトにある一部の記事はまだ古いままで、変数の定義に<code>var</code>キーワードを使用していなかったり、型指定修飾子を使用している場合がありますが、これは最新のバージョンのAliceScriptでは正しく動作しません。
==関数・変数・定数のスコープ==
関数や変数、定数のスコープはAliceScriptGMにおける重要な変更の一つです。
AliceScriptGM以降のバージョンでは、関数や変数、定数はその有効な範囲内で、一意な名前である必要があります。この範囲をスコープと呼びます。スコープの範囲内では、同じ名前の変数を定義することはできませんし、反対にスコープの外に出ると、その範囲内で定義した変数は使用できません。 AliceScriptでいうところのスコープの範囲は、原則としてそのコードのブロック内です。コードのブロックは、およそそのコードの波括弧の中を指します。次の例を参照してください。
=AliceScriptRC2の新機能=
=AliceScriptRC2の新機能=
AliceScriptRC2は、RC1に続くAliceScriptの次のテストリリースです。AliceScriptRC2によって、AliceScriptに次の機能と機能強化が追加されています。
AliceScriptRC2は、RC1に続くAliceScriptの次のテストリリースです。AliceScriptRC2によって、AliceScriptに次の機能と機能強化が追加されています。