「式」の版間の差分
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====等値演算子==== | ====等値演算子==== | ||
等値演算子は左右の値が等しいかどうかを判断し、それに応じた値を返します。 | |||
=====等値演算子===== | =====等値演算子===== | ||
等値演算子<code>==</code>または<code>===</code>は左右の値が等しい場合は<code>true</code>を返し、それ以外の場合は<code>false</code>を返します。次に例を示します。 | 等値演算子<code>==</code>または<code>===</code>は左右の値が等しい場合は<code>true</code>を返し、それ以外の場合は<code>false</code>を返します。次に例を示します。 | ||
121行目: | 122行目: | ||
非等値演算子<code>!=</code>または<code>!==</code>は左右の値が異なる場合は<code>true</code>を返し、それ以外の場合は<code>false</code>を返します。この演算子は等値演算子の論理反転と捉えることができます。次に例を示します。 | 非等値演算子<code>!=</code>または<code>!==</code>は左右の値が異なる場合は<code>true</code>を返し、それ以外の場合は<code>false</code>を返します。この演算子は等値演算子の論理反転と捉えることができます。次に例を示します。 | ||
print(1!=2);//出力:true | print(1!=2);//出力:true | ||
====比較演算子==== | |||
関係演算子とも呼ばれていて、その値の比較に使用されます。これらの演算子は数値型のみに使用することができます。 | |||
=====小なり演算子===== | |||
小なり演算子<code><</code>は、左側の値が右側の値より小さい場合は<code>true</code>を、それ以外の場合は<code>false</code>を返します。次に例を示します。 | |||
print(1<2);//出力:true | |||
=====大なり演算子===== | |||
大なり演算子<code>></code>は、左側の値が右側の値より大きい場合は<code>true</code>を、それ以外の場合は<code>false</code>を返します。次に例を示します。 | |||
print(2>1);//出力:true | |||
=====以下演算子===== | |||
以下演算子<code><</code>は、左側の値が右側の値以下である場合は<code>true</code>を、それ以外の場合は<code>false</code>を返します。次に例を示します。 | |||
print(1<=2);//出力:true | |||
=====以上演算子===== | |||
以上演算子<code>></code>は、左側の値が右側の値以上である場合は<code>true</code>を、それ以外の場合は<code>false</code>を返します。次に例を示します。 | |||
print(2>=1);//出力:true | |||
====論理演算子==== | |||
次の演算子は、ブール型の値について論理演算を行います。 | |||
=====論理否定演算子===== | |||
論理否定演算子<code>!</code>は、単項の接頭辞でその値の論理否定が計算されます。次に例を示します。 | |||
print(!true);//出力:false | |||
=====論理積演算子===== | |||
論理積(論理AND)演算子<code>&</code>または<code>&&</code>は、左右の値の両方が<code>true</code>と評価された場合のみ<code>true</code>を返し、それ以外の場合<code>false</code>を返します。<code>&</code>演算子と<code>&&</code>演算子との唯一の違いは後者は左辺が<code>false</code>と評価された場合右辺の評価は行われません。次に例を示します。 | |||
print(true&true); //出力:true | |||
print(true&false);//出力:false | |||
====?:演算子==== | ====?:演算子==== |