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AliceScriptが使用される場所は主に3つあります。
AliceScriptが使用される場所は主に3つあります。


*Windowsデスクトップアプリケーションの作成。これは最も初期の段階から存在し、AliceScriptの中心となる分野です。ここでAliceScriptを動作させるためには3つのものが必要です。AliceScriptインタプリンタ、.NETCoreまたは.NETFramework、そしてそれが動作するコンピュータです。これらは[[チュートリアル]]に詳しい説明があります。
*Windowsデスクトップアプリケーションの作成。これは最も初期の段階から存在し、AliceScriptの中心となる分野です。ここでAliceScriptを動作させるためには3つのものが必要です。AliceScriptインタプリンタ、.NETCoreまたは.NETFramework、そしてそれが動作するコンピュータです。これらは[[初めてのAliceScript]]に詳しい説明があります。


*コマンドラインでのスクリプティング。AliceScriptはshなどのように対話的に実行することができます(これはREPLといいます)。このタイプはタスクスケジューラを使用して一定間隔で スクリプトを実行したい場合や、ちょっとした文書処理を行うのに最適な方法です。
*コマンドラインでのスクリプティング。AliceScriptは多くのオペレーティングシステムに搭載されている端末のように対話的に実行することができます(これはREPLといいます)。このタイプはタスクスケジューラを使用して一定間隔で スクリプトを実行したい場合や、ちょっとした文書処理を行うのに最適な方法です。


*IoT。AliceScriptは残念ながら現状組み込み機器で動作することは困難ですが、WebAPIを使用することでAliceScriptができることが広がります。あくまで一例ですが、[[Alice in Discord]]に詳しい説明があります。Bot制作から来た方はこちらをご覧ください。
*AlicePackageによるアプリケーションパッケージ。AliceScriptには、AliceScriptの実装間で互換性のあるAlicePackage形式のアプリケーションを実行することができます。AlicePackage形式でアプリケーションを配布することで、自分の開発したアプリケーションを他の環境で使用することができます。


お分かりの通り、このページではAliceScriptの機能やAliceScriptを使用することの利点を全て紹介することは出来ません。
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このサイトのおまかせ表示を使ってみてください。あなたの知らないAliceScriptに出会うことができるかもしれません。
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2022年1月24日 (月) 05:27時点における版

はじめに

AliceScript(アリススクリプトと読みます)は、軽量な.NETエコシステム上で動作するインタプリンタ型のプログラミング言語です。 AliceScriptを使用すると簡単にアプリケーションを構築することができます。 AliceScriptはC#やPythonをルーツとしているため、C、C#、JavaScript、Pyhton、PHPのプログラマーであればすぐに使いこなすことができます。

AliceScriptには、簡単に高度なアプリケーションを作成するのに役立つ機能がいくつかあります。"ガページコレクション"には到達できず、使用されていないオブジェクトによって占有されたメモリを自動的に回収することができる機能があります。 "デリゲート"には自他のオブジェクトに対して簡単に連絡を取ることができる機能があります。"例外処理"には、エラーの検出と復旧を行うためのアプローチが用意されています。 AliceScriptは"統合型システム"を備えていますから、numberやstringなどの型を含めたすべての型はルートとなる一つのVariable型から派生しています。すべての型は、一般的な操作のセットを共有していますから、すべての型を一貫した方法で操作することができます。

AliceScriptのアーキテクチャ

AliceScriptプログラムは、.NET上で動作します。AliceScript.dllはWSOFTによるAliceScriptの実装です。

その他の公式によるAliceScriptの実装として.NETFramework上で動作するAliceSisterがあります。

AliceScriptで記述されたプログラムはいずれかのAliceScriptの実装によって動的に解析され、共通言語ランタイムによって機械語に翻訳されます。

AliceScriptには、AliceScriptそのもの以外にも、Alice.Runtime.dllが用意されています。このライブラリには、ファイルの入出力、XML 解析のための文字列操作、インターネットへの接続、役に立つさまざまな機能を備えた名前空間があります。 AliceScriptインタプリンタはさまざまなライブラリやファイルをプログラムに統合し、使用可能にする役割を担っています。

Hello,World

"Hello, World" は、プログラミング言語を紹介するために伝統的に使用されているプログラムです。 これをAliceScriptで記述すると次のようになります。

print("Hello,World");

プログラムの出力は、AliceScript.dllのPrintメソッドによって出力されます。

AliceScriptを使用する上で最も優れている点は、初心者に対しては非常に分かり易いと同時に、プロフェッショナルのプログラマに対しては多くの進んだ機能を提供している点です。AliceScriptの機能を羅列した長い一覧表を読まなければならないのかと心配する必要はありません。AliceScriptはすぐに始められますし、数時間の内に簡単なスクリプトが書けるようになります。

変数と型

様々な変数はその型によってその変数の持つ値や動作が決定されます。

AliceScriptの型には数値を表すnumber型、Unicode文字列を表すstring型、ブール値を表すbool型、バイト配列を表すbytes型、任意の型による変数を持つ配列を表すarray型、空の変数であることを表すnone型、列挙型enum E{…}、デリゲート型delegate(…){…}、ユーザー定義によるクラスを表すobject型、変数の型を表すtype型があります。

型システムについて詳しく知るにはの記事を参照してください。

デプロイモデル

AliceScriptアプリは、次の2つの異なる形式で公開できます。

  • AlicePackage。アプリケーションをアリスパッケージとして公開すると、プログラムのソースコード、ライブラリ、パッケージやリソースファイルを含むAlicePackage(*.ice)ファイルが生成されます。生成されたAlicePackageファイルを配布することで、AliceScriptが導入されている環境に迅速に展開できます。

AliceScriptにできることは?

AliceScriptが使用される場所は主に3つあります。

  • Windowsデスクトップアプリケーションの作成。これは最も初期の段階から存在し、AliceScriptの中心となる分野です。ここでAliceScriptを動作させるためには3つのものが必要です。AliceScriptインタプリンタ、.NETCoreまたは.NETFramework、そしてそれが動作するコンピュータです。これらは初めてのAliceScriptに詳しい説明があります。
  • コマンドラインでのスクリプティング。AliceScriptは多くのオペレーティングシステムに搭載されている端末のように対話的に実行することができます(これはREPLといいます)。このタイプはタスクスケジューラを使用して一定間隔で スクリプトを実行したい場合や、ちょっとした文書処理を行うのに最適な方法です。
  • AlicePackageによるアプリケーションパッケージ。AliceScriptには、AliceScriptの実装間で互換性のあるAlicePackage形式のアプリケーションを実行することができます。AlicePackage形式でアプリケーションを配布することで、自分の開発したアプリケーションを他の環境で使用することができます。

お分かりの通り、このページではAliceScriptの機能やAliceScriptを使用することの利点を全て紹介することは出来ません。 このサイトのおまかせ表示を使ってみてください。あなたの知らないAliceScriptに出会うことができるかもしれません。